寝違えと首の痛み

*急に訪れる痛み

 

 朝目覚めたら突然首が痛い!これは首の筋肉や関節に突発的に炎症が起こる「寝違え」という症状です。殆どの方が経験されたことがあるのではないでしょうか?

 

 軽いものだと2~3日程度放置しておけば軽減しますが、酷いものだと放置をしていても、軽快する気が全くしないくらい苦痛なものです。

 

 また、寝違えは、痛みが強く日常生活にも支障きたします。首を使って後ろに振り向くことが痛みのため困難になり、「自動車をバックで車庫入れできない」とか「顔を洗えない」女性の場合は「お化粧をするのが大変」と仰います。

 

 原因の殆どは首そのものにはなく、首の骨の土台となっている胸椎という骨と、肋骨に異常がみられる方が多いようです。

 整体の施術で「寝違え」の症状にはかなりの効果がありますので、以下に詳細をご説明させて頂きます。

 寝違いには前兆があるものと無いものがあります。慢性的に首に痛みや凝りを感じている方は、元から頸椎に負担が掛かっている人。この場合、頸椎椎間板ヘルニアとの区別も必要になります。なぜならば、頸椎の椎間板ヘルニアは腰に次いで多発する部位で、その上、経過において「寝違えを繰り返す」という習性があります。腕にしびれや感覚異常、力が入りずらい、背中の肩甲骨に向かって痛みがあるという症状があった場合には、その可能性が高くなります。このように、慢性的に異常がある場合には、痛みが酷いかどうかに限らず、取り返しのつかない悪い状態になる前に、常日頃からしっかり整体でケアをしておく事が重要です。

 そして、普段首や肩に症状もなく、朝起きた時に急に痛くなったという方。これは急性のものであり、特に内臓の疲労によって起こるものです。

​ 下の図のように、頸椎は胸部に乗った状態にあることがキーポイントです。

 肋骨は、前では胸の真ん中にある胸骨に、後ろでは胸椎によって支持されています。これは、呼吸の動きによって、持ち上がったり下がったりするわけですが、内部には肺や心臓、食道や気管が格納されています。これらの臓器は個別では柔軟性があり、物理的に肋骨を歪めるほどの力はありませんが、問題は肋骨の下部にある臓器。例えば、肝臓や胆嚢、胃や膵臓といった臓器。

 これらは口から入った食べ物を消化するために、日夜一生懸命に働いています。

 皆さんも、お腹がいっぱいになったときに「息が苦しい」という経験をしたことがあるのではないでしょうか?

 そう、これは呼吸を直接的に制限し、肋骨の動きを妨げているからです。

 肋骨の下部から構造を歪め、結果的にそれを土台とする頸椎に負担を掛けてしまったのが、いわゆる「寝違え」と呼ばれるものです。

 特に、肝臓は肺の下の大部分を占めており、この部分は呼吸を解放する意味では重要な臓器になります。

​*こうやって治します

 寝違えは、首の筋肉が限界を越えてしまった事により筋肉に炎症が起こる場合と、頸椎の関節内に炎症が起こる場合とがあります

 筋肉が痛んでいる場合には、脱力した状態で術者が首を動かすと、自分で動かすときよりも痛みが軽くなるのが特徴です。

 一方で、関節内に炎症が起こっている場合だと、本人が動かそうが術者が動かそうが、痛みにそれほど大差が現れません。

 施術は整体によって、内臓の可動性を回復さると同時に、捻じれ、傾いた肋骨と胸椎を正します。これにより、頸椎が捻じれを強いられることがなくなりますので、あとは炎症をが引くのを待つだけです。

 比較的筋肉だけの炎症でおさまっている場合には、当院の整体受けることによって半分以上の痛みは軽減しますし、その後の経過は心配ありません。しかし、関節内に炎症がある場合だと、動くたびに関節内を刺激してしまう事から、一気に軽減することはありません。

 しかし、整体を受けることによって、頸椎の関節は正しい位置に戻りますので、必ず軽快して回復に至るものです。

​ 痛みがなかなか引かない場合には、頚椎の土台が再度歪んでしまっている可能性がありますので、再び調整する必要が出てきます。

 長くても2~3回も整体で体を整えれば心配はありません。

*肝臓の豆知識

 肝臓について、せっかく寝違えとの関連性に触れましたので、ここでは肝臓の習性を理解し、常日頃どの様な徴候に注意が必要か、また、肝臓の負担がどうしたら軽減するのかについて述べて行きたいと思います。

 肝臓の重さは成人の平均では約1.5~2.5㎏ですが、胸部臓器が真空だったり、腹部臓器の圧も相まって、実質的には400ℊのみと言われています。血液は1分間に約1.5リットルが肝臓に流れ、心臓から体をめぐって戻ってきた血液の最終ゲートです。よって、肝臓の循環が悪ければ、排水管の出口が詰まっているに等しく、全身の臓器の循環を妨げてしまうことにもなります。

 肝臓は呼吸の働きの主役でもある「横隔膜」と接していて、呼吸の制限は肝臓によって起こっていると言っても過言ではありません。

 自律神経では、胸椎の下部(みぞおちの裏辺り)と連絡があり、肝臓の機能異常はこれらの胸椎の環境で予測がたちます。

 機能面での特記事項は「薬や食品添加物の分解」によって負担が加わる場所で、この負担割合に等しく胸椎が歪みを起こします。

 分かりやすいように、下記に肝臓に負担が掛かっている方の特徴を列記してみました。

・同側ばかりの首が凝る、又は痛い

・浅い眠り(右側)を下にすると寝にくい)

・夜中に汗をかいて起きる

・慢性副鼻腔炎

・脂っぽい髪の毛(脱毛)

​ 上記の症状は統計的に多いという結果です。首が寝違え、更に上記の思い当たる体質の方は、是非一度当院の整体をお試しください。

 また、漢方の世界でよくあるように、肝臓の機能向上に有益な食べ物は「レバー」「にんにく」「ウコン」「しじみ」等があげられます。

 通常、アルコールを摂取する方は、脂肪肝になりやすく、また肝臓が大きく腫れることもあるため、上記の食品は特におすすめです。

​源整院 琴似の場所
​・駐車場あり/地下鉄東西線「琴似駅」最寄り駅

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