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心臓の負担




今頃の札幌の最低気温は10度以下です。


こう寒くなると、36度前後の体温を維持するために、約26度差の分、体内は頑張って仕事をしなくてはなりません。


私は兼ねてから不思議だと思っていたのが、夏場は熱中症の観点から、「体温以上の気温」と注意喚起を行います。しかし、低い方側には注意喚起はしませんよね?


体にとっては、どちらも命を守るために大変な仕事を行っています。


寒くなるこの時期には、心臓や血管系への負担は甚大です。


何故ならば、体温を体外へ放出するのを防ぐために、表面の細かな血管は夏場とは逆に細く収縮させて、寒い外気との接触面積を小さくするからです。


ただ、この細くなった血管に血液を通過させるためには、心臓は強いポンプ作用が要求され、血圧が急激に高くなったり、行き過ぎて低くしたりと混乱状態に陥ります。


これによって起こるのが心臓疲労です。


心臓の自律神経は、ちょうど肩から肩甲骨の部分にある、胸椎のところから出ています。この胸椎の周囲の筋肉は、自律神経と共有しているために、この部分にズレを起こし、これが元で肩こりや寝違えを引き起こします。


また、血圧のコントロールには、腎臓の働きも重要です。


もしも皆さんがこの時期に肩こりや肩甲骨の間の痛み(心臓)を感じたり、腰痛(腎臓)の違和感を感じていたとしたら、それは心臓及び腎臓が疲労を起こしている可能性があります。


我々の整体では、この自律神経を正常に働かせられるように、背骨の環境を整えることが可能です。


治療ではなく、予防の分野にあるのが整体ですので、重症になる前に、当院で体のケアをお勧めいたします。

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