背中の凝りや痛みに対しての整体/札幌源整院

背中の凝りや痛みの原因

背中にコリや痛みを訴えている方は、毎日一人はお見えになります。中でも一番多いのは、背中の背骨が歪曲してしまっている人。これは左右にある肩甲骨の高さのズレとして観察され、鏡を見て、自分の顔が傾いた様に見えることで気が付く人もいます。ある日いらした方が、「お化粧をする時に、自分の顔が斜めに傾いていている」とのことでいらしました。私は「胃の調子はいかがですか?」と聞くと「最近胸焼けがする」とのこと。​​実際に体を分析してみると、特に肩甲骨の左右での高さが全く違いました。​
これの意味するものは、背骨が左右に歪曲しているということ。肩甲骨背中の骨(胸椎)に付着する「肋骨」の上に乗っかっている構造です。つまり、背中の背骨が歪むと同時に、この肋骨にも同じく歪みが形成されて、肩甲骨が元の位置からズレるのです。​そしてなぜ「胃の調子を伺ったのか」というと、特に背中の骨の多くは、胃の働きをコントロールする自律神経が繋がっているところだからです。大部分はこれらの位置関係を整えると、症状は軽快しますが、背骨は構造でいうと、土台に乗って立っている状態です。よって、骨盤や足などは、構造体の基礎になる部分ですから、下の部分のチェックは欠かせません。​​
それと同時に、当院では、負担のかかっている臓器にも直接施術を施して、根本部分もしっかりケアしてゆきます。
極少数ですが、心臓や血管、上部に位置する内臓の病的な関連痛の場合にも、背中痛みを発症する場合があります。また、外傷を伴う肋骨の脱臼や骨折という可能性もゼロはありません。これらの部分も当院では、症状を丁寧に伺いながら、予兆がある場合には速やかに病院を受診して頂く場合もあます。